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列車給仕界のスターだったのだろうか。大正11年11月5日付『都新聞』、「お召列車には必ず荒井給仕君が乗務」、英語が堪能で「外人間にも『アラヰ』の名が知れ渡つてゐる」という19歳の荒井潔少年。給仕になって四年の日給とチップを貯め上げて、鉄道従事者二万人余の頂に立つ“貯金王”になったという。
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