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見世物興行の不入りの果てに興行主が一座にいた因果物の太夫を、足手まといだとして殺害したとの事件が大正13年10月9日付『都新聞』に載っていた。低身長のいわば“一寸法師”で「豌豆小僧」と名乗った太夫だったらしい。大蛇や海豹を他の香具師に譲り渡すのとは訳が違う。どんな顛末があったのだろう。
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