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(4/4) 「そうこうしているうちに、夜が明け始めた。そのまま発とうとしたら、問屋が道中駕籠を出したから、次の宿まで寝て行った。 うまくいったが、それもそのはず、箱根を越してから、稽古道具に『水戸』という小絵符を書いて挿しておいたから、問屋場の役人どもも騙されたのさ。」
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