島田虎之助28歳。剣術の試合で男谷精一郎に手加減されたことを知り、再試合に臨みます。
マンガ『夢酔独言』百三十四話(1/4)
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島田虎之助28歳。九州から江戸へ出て来てた虎之助は、当時評判だった剣術使いの男谷精一郎と試合をします。互角の勝負だったと思う虎之助ですが…。
マンガ『夢酔独言』百三十三話(1/4)
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(3/4)
「ようやく、翌年の夏頃に全快した。
それから本所を訪ねてみたが、おれが貸した道具も金も、四十両分はあったと思うが、誰も返さなくなってしまった。
おれは何も知らずに不意に虎の門に来たから、アテになるものもない。今は貧乏して困るが、仕方がないとようやく諦めた。」
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(2/4)
「…この功名心といふ火の手を利用して、一方の色慾を焼き尽くすことが出来れば甚だ妙た。そこで、情慾が盛んに発動して来た時に、ぢつと気を静めて、英雄豪傑の伝を見る。さうするといつの間にやら、段々功名心は駆られて、専心一意、ほかの事は考へないやうになつてくる。」
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