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(2/4) 「おれの弟は七つばかりだったが強かった。一番に追いかけたが、前町の仕立て屋の息子で弁次というやつが、引き返して来て弟の胸を竹槍で突きおった。その時おれが駆けつけて、弁次の眉間を切った。弁次の野郎が尻もちをつき、ドブの中へ落ちたから、続けざまに顔を切ってやった。」
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