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(4/4) 「寒稽古の夜潰しをやる日、師匠から許しが出て、出席した者が各々食い物を持ち寄った。おれも重箱に饅頭を入れて行った。 夜九つ頃になると、稽古を休み、皆が持参した物を食い始めた。おれも旨い物を食ってやろうと思っていると、皆が集まって、おれを帯で縛って天井に吊るし上げた。」
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