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(2/4) 「雷門の内側は混みあっていて、刀が股ぐらに入って歩かれなかった。 押し合いながら進むと、ある侍が、山椒の擂粉木で多羅尾の頭を殴った。おれが押されながら、そいつの羽織を押さえると、今度はおれの肩を殴りおった。 刀を抜こうとしたが、小尻がつかえて抜くことができない。」
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