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(3/4) 「ところがその時は、もはや日は暮れて居るのに、今のやうな街燈はなし、道は真闇がりで、それを拾はうにも拾ふことが出来なかつた。もつとも二ツ三ツは拾つたが、あまり忌々しかつたものだから、これも橋の上から川の中へ投げ込んで、帰つて来たことがあつたつけ。」
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