1つ前の作品を読む

5つ前の作品を読む

最初から読む

38 / 196 作品目
【畑六郎左衛門】足利方の大軍勢に囲まれた鷹巣城に籠る畑時能は、夜になると愛犬の犬獅子を敵陣に忍び込ませた。犬獅子は、警備が厳重な場合は吠え、油断していれば尾を振るのを合図として、夜襲をかけて散々に悩ませた。敵も根負けし、酒肴を与えて退散してもらったという(太平記巻22)
1
ツイートにリアクションをしよう!