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【矢合わせ】元軍が上陸し、いよいよと見た日本軍は、少弐資時に開戦の合図の矢を射させた。射手に選ばれるのは名誉であり、初陣でもありして、感動的場面であったが、元軍は銅鑼を鳴らしてドッと笑い、日本の馬は驚き、兵は茫然となった(八幡愚童記)。武士が異文化と接した瞬間の記録ともいえる。
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