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つづき。幕府勢が頓宮ら四人に恐れをなすなか、越前の島津安芸前司の一党は馬を進め、得意の射術で田中藤九郎を仕留めると、弟の田中弥九郎が金砕棒で敵とばかり挑みかかった。西国名誉の打物の上手と北国無双の馬上の達者の攻防は、皆固唾を飲んで見守る名勝負だったという。
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