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【近江のお金】湖畔で暴れ馬が走り回る所に行きあった海津の遊女お金は、やすやすとその馬を取り押さえてしまう。引き綱を踏みつけた足駄は、足首まで砂に埋まるほどで、後世の長唄の「晒女」のモデルとなる力自慢の女性であった。一度に五本の弓の弦を張ることもできたという(古今著聞集)。
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