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島耕作を長年読んで謎だったのが「自己肯定への貪欲さ」である。学生運動でコテンパンにされた世代だろうに、懲りてるようで懲りて無い、というかずっとあの失意の自分を肯定したかったのだろう。総括するのが死んでもイヤだったのだ。総括という名の自己否定をされる屈辱が身にしみているから。
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