ドラえもんの、こういうコマでドキっとするわけよ。何の説明もないけど人体把握の解像度が急に上がるの。この微妙さ。これ多分藤子Fしか描かんよ。永井豪だってもっとマンガにするか、もっとはっきり色っぽい絵にすると思う。藤子Fは偉大である。
「面倒だ」の意味における「ダルい」でなく「かったるい」は、自分はそれ以前にもよく聞いたのである。ニュアンスがどう違うかと言えば、ツッパリの気風から言えば「ダルい」を直接表明するのはツッパってない、弱さの表明であり「面倒くさいが軽いことだ」という「軽っ怠い」であった印象がある。
(記録)自分がはじめて「面倒くさい」意味で「ダルい」を見たのは「闇金ウシジマくん」の愛沢が仕事を「ダルくてやめちまった」というセリフであったと記憶する。単行本であったから多分2007年とかであり、ということはそれ以前から使われていたのだろう。
今、本当にものすごい勢いとクオリティで動画が作られている。誰でも何でもAIでどんどん作れる。全員が「アニメーカーを持ってるのび太」状態になる。これを想像できた人間はいまい。創作についての姿勢や関与度に、このようにあえて怒ったり恥じたりもしなくなるだろう。
これは本当に偉かった。たった一人で、ほぼ誰も味方はいなかった。日本人が最初、どれだけ底意地の悪い目を向けていたかよく覚えている。諸星大二郎の「流砂」を思い出す。 https://t.co/epqTmpCVgF
「とんち…」
「そうだこれはとんちだ」
「暴力じゃない」
「とんちならいくら使ってもいい」
「ヌンチャクもとんちだ」