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ひるがえって令和の今、スネ夫の嫌味さ加減を表現できるかと言えば難しい。この姿の根底には一億総中流の時代がある。一応は中流を装いつつ、そこに見え隠れさせる裕福さこそが嫌味なのであって、今なら単に「ああ上級だ」で終わりになってしまう。格差によってスネ夫の嫌味が成金に紛れ宙に浮くのだ。
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