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この格調高い、敬意と愛情のこもった絵はどうだろう。原典には「筑紫になにがしの押領使などいふやうなる者のありけるが」という、田舎者への若干の揶揄しかない。庶民の生活を徹底的に取材するバロン吉元は、質実剛健、職務に熱心な押領使を素敵にカッコよく描いているのである。
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