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猿田博士との関係ばかりが注目されるが、このお茶の水博士の顔を見たまえ。彼の複雑な内面を覗かせた、おそらくただ一度の表情だ。サラっと描かれたように見えるこの顔こそ、劇画の洗礼を浴び、それを克服した手塚にしか描き得ぬ表情と思う。実は当の劇画はここまでの深い表現に踏み込めなかった。
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