無理やり持ってきますが、次回フラジャイル4話は3話「岸先生、助手が変です!(前編)」の続きとなります。是、非、今月号を読んでから後編をお楽しみいただきたい気持ちでいっぱい。小早川を見守ってあげてくださいませ
4話での登場シーン。迅速診断のために手術室から来た切除断端を、岸先生が安全キャビネットの中で切って、それを森井技師が受け取り診断用の標本を作っています。
「術中迅速病理診断」病理医の仕事の一つです。4話と2話に描かれています。
手術中に病変部分の診断結果を出すための検査方法です。
手術中に行われるのでとてもスピーディです。
私が取材した時は15分ほどでプレパラートが出来上がりました。
手術中に採取された病変部分が病理に運ばれてきます。
(2話の細木先生の登場シーンがそれに当たります)
病理医は診断部分を見極め病変部分を切り、
臨床検査技師(森井)がそれを受け取りプレパラートを作成します
(凍結→薄く切り→染色)
できたプレパラートを病理医が診断。病変が良性か、悪性か、転移や取り残しが無いかなど。
診断がつくと手術室に電話をかけ診断結果を伝えます。手術室の執刀医は病理医の診断を元に更に手術を続けます。大丈夫だ閉じよう!とか、もう少し切ろうとか。
1話で病理部にシーンが移った時の1コマ。
右側にある黒い箱のようなコレ。プレパラートを保管する箱です。
木製の箱の中に、黒いプラスチック製の引き出しが10本入っています。
岸先生が持っているのはこの引き出しの一つ(空)なんですね。
@Dr_yandel ありがとうございます(^-^)/バレンタインおめでとうございました
また、スペシャル企画と銘打って4コマまんが「びょーりぶっ!」(担当さん命名)が4本本編の後ろの掲載されます。技師森井が忙しい4コマです。お楽しみいただけると これ幸い
本日発売アフタヌーン4月号、病理医漫画「フラジャイル」9話です。単行本2巻記念いつも以上に盛り盛り仕様!解りやすく箇条書きー
・巻頭カラー4P
・2巻の続きで読める9話目
・新章突入!
・特別四コマ有り
・火箱
よろしくお願いします!