さらっと描かれてるけど「4人で麻雀打たない?」程度の欲望で15万円分のペリカが他の債務者からかっぱがれている一コマ
俺はこの3コマ、漫画史に残して良い奴だと思うからね
大きく描かれる光あふれる登り階段と、(画面構成上)暗くて狭い下り階段の対比、そこにタバコの煙をたなびかせて背を丸めながら一人降っていく背中、徐々に聞こえるエンジン音、変わる服装。
あまりにも計算し尽くされているよ……
色々制限されているものがある中で一番迷惑かからなそうな欲望で最期を迎えようとするの、間違いなくいい人なんだよ川西さん
そして最新話に至り、現在の敵の最強の幹部はそれに留まりません。
死して、首だけとなって、なお
ワンアクション!!
見よ!!この、死してなお、執念にあふれた一撃の構え……!!!
さて、そう言った場合に想像されるのはバトル漫画に散見される「斬られたことに気づいていないキャラ」です。
実際初期はその雰囲気もありました(でも完全に切り離されてからじゃん!というのは野暮)
ですが話が進むにつれて明らかな進化を遂げます。
それは生首リアクション。(2/6)
そんな折、現在進行中の幼狂死亡友戯(いわゆるグラチル編)では、さらに強力な極道の尖兵が現れ、彼らは死してなお当然のように悔恨を口にし、または与えられた救いに咽びます。
コレが、表現を圧縮し、回想をシームレスに「オチ」につなぎます。(6/4)