もうちょっと尺があれば兄貴の心情を掘り下げてくれたんだろうなというところはあるけれど
良くも悪くもギミック重視の薄味な短編ではあった
0巻乙骨vs夏油、今思うと互いにとって「自分が自分でいていいと思えるための戦い」をしていたのが後から判明するのいいよね
遊郭編の戦闘、人間の限界感がいちばん滲み出てて大好きなんだよね いいよね、あの真似したい気持ちが1ミリも湧かない血反吐を吐くような戦闘描写
タイパラと世界で一番早い春、出発点はほぼ同じなのに向かう方向がこうも違うのかという点にそれぞれの作家性があらわれてていいですよね
そしてそれこそがタイパラという物語の「答え」なんですよ…