「アングロサクソン」とは、アングル族とザクセン族の総称です。ゲルマニア北部に住んでいた彼らの一部は、地続きのガリアでなく北に広がる海に活路を見出し、北海を渡ってブリテン島へと移っていきました。
ちなみに、前のまんがで紹介したbracteateという装飾品の多くは北海沿岸で見つかっています。
ちなみに、元の風刺画はこちらです↓
看板に書かれた税関の所在国は「シャウムブルク=リッペ侯国」で、面積は僅か340㎢。自由都市クラクフの4分の1程度で、かなりの小国ですね(さすがに馬車の全長よりも小さいことはなかったでしょうが)