サラリーマンになったら電話口でペコペコした後ブチ切れる川尻浩作feat.吉良吉影ごっこをするんだと思ってたのになかなかやる機会ない
伊藤潤二作品の魅力のひとつに、説明や前提の省略による理不尽さがあると思うんです。
これは名作「大黒柱悲話」。注目は3コマ目。
「なぜ柱の下敷きになったのよ?!」
「うぐぐ…話すと長くなる…」
そんな省き方あり?
でもこの説明不足の理不尽が""ホラー""なんだよな。この話はホラーか怪しいが。
ここに真人の「これはな戦争なんだよ!!間違いを正す戦いじゃねぇ!!正しさの押し付け合いさ!!ペラッペラの正義のな!!」って台詞が乗っかることでそれぞれのポジションが対比になるの、巧み。