⑨以上です。お読みいただきありがとうございます。 1巻絶賛発売中、2巻は来月4月13日発売予定です。そちらも引き続きよろしくお願い致します。 https://t.co/oAfz1B7jFk
掲載紙と読み比べたらその恐るべき仕事に、本当に心の底からの敬意を……という気持ち。こういう読まれ方は本人的に不本意だろうけれど、恐るべき精度で描き直している。ざっと見た感じ7割手を入れ直している。単行本の直しはサービス残業やぞ。。
多岐にわたりすぎているので省くけど絵だけでなく、セリフ・コマ割・構成、テーマの深化…掲載上でも十分だったのにそこから更に物凄く繊細なチューニングを全体に施している。画像は分かりやすい百貨店店員のキャラの直し。全体の調整に恐ろしく心を砕いて、面白い漫画が傑作漫画に変わっている。
今日も今日とて買った古本が諸々届いたので開けてみると、一冊は友人編の新刊のアンソロジーだった(見た目は古本)。『蝸牛2』川崎ゆきお氏が寄稿している、氏とは同郷でファンだった私は昔電話帳調べて家に直接伺おうとしたけど結局見つけれずじまいだった。どの本も読むの楽しみ。
仕事の士気を上げるために朝一で『谷口ジロー展』に行ってきました。生で原画見ると背景の処理やトーンワークのべらぼうな手間のかかりかたに頭がくらくらした。(アナログ原稿をやったことのある人間ならこのいかつすぎるトーン削りに白目になる)大好きな『犬を飼う』の原画もみれた🐕
谷口ジローコレクションの第1回配本『父の暦』マジ凄かった。鳥取が舞台の物語なんだけど、山陰地方の言葉、町並み、人や表情がどれも破壊的に凄い。私は両親共に郷里が近畿の日本海側でこの文化圏の再現力に、子供時分に田舎に里帰りした時の映像が作品を読んでる最中に何度もフラッシュバックした。