【SFマガジンの藤子・F・不二雄8】
1976年1月号掲載「ウルトラスーパーデラックスマン」
ある日突然超人と化したサラリーマン・句楽兼人。その力を世のため人のために活かそうと奮起しますが…。強大な力を持った正義の危うさを描いた一作。ちなみに名作「中年スーパーマン左江内氏」はこの翌年開始。
【SFマガジンの藤子・F・不二雄6】
「箱舟はいっぱい」 を掲載した1974年10月臨時増刊号は《特集:世界は破滅する!》と銘打った破滅SF特集号。当時編集長を務めていた長島良三が、真夜中に起こった強めな地震をきっかけに企画したものです。
【SFマガジンの藤子・F・不二雄4】
1972年2月号掲載「自分会議」
『ドラえもん』の「ドラえもんだらけ」「ガッコー仮面登場」を思い起こさせるスラップスティック。しかしその結末は異色短篇のなかでもトップクラスの切れ味!
【SFマガジンの藤子・F・不二雄2】
1971年10月臨時増刊号掲載「ヒョンヒョロ」
F氏得意の“日常の中に非日常”、すこし不思議なドタバタで心地よくなった読者たちを、わずか一コマで根こそぎいく傑作。筒井康隆編『‘71日本SFベスト集成』にも採られています。
【ちょっとしたシャーロック・ホームズその他】
旺文社・中二時代 昭和45年4月号付録『春休みポケット・ノベルズ』です。赤毛連盟(文・塩谷太郎)などなど、たのしい読み物が満載。