「度胸星」では、親子でそれをやってました。陽気に息子の度胸くんを自慢する父親・四郎。話の最中に三人の男性にからまれ、ボコボコにしてまた陽気に語りだす。
しかし隣の度胸くんの反応は…。 
   「封じ込めは失敗」
「かかる人はかかる」
「かかってヤバい人にしっかり対応する」
これを、不安を取り除く方面の言い方できるかな。 
   ジョージ秋山の『スターダスト』。
勢いと裏ドラだけで乗り切っていくいつものジョージスタイルの傑作。他の作品と違って一冊で終わりなので、むしろ破綻が気にならなくていい。 
   語られ尽くしたところではあるんですが、刃牙道のすごいところは、もはや誰得という言葉にはおさまりきらない、突然のおっさんのフンチラはじめ、板垣先生が何を考えてるかマジでわからないところ。 
   ブッシュ大統領の時代に「ダークナイト」がヒットしたのも、正義とは何かについて不安に思う人が多かったというのはあると思う。
煉獄さんの矜持は、いまの日本に響きますね。