ビタミン剤代わりに、うぐいす祥子『ときめきのいけにえ』を読んだ。「ネクラな私が、イケメンに告白されちゃった! でもお付き合いはできないの……何故なら私の家は……世界平和のために人間を殺している一家だから!」という殺戮ラブコメ。元気が出た。 
   全話とは言わないので、「病気を治してもらったのでヤクザをやめて看護師になった青年(かわいい)と、彼を救った医師(とても真面目)」のエピソードまでを読んでほしいですね。 
   まったく元気が出ず、せめて景気のよい題名の漫画を、と武富健治『惨殺半島赤目村』を読みました。日本神話、孤絶した因習村、巫女、派閥対立、性的要素、村八分、超能力など丁寧に積み上げられた要素が下巻であらかた蹂躙される無茶な漫画でした。 
   ……/赤い女のビラの紙/そして、赤い女/ノックされる家/NTR因果応報/「りんちゃん」…………の話をする前に放送がブツブツ変に途切れて終了(※録音はきちんと聴けます)