「九月に死ぬ蝉」を読んで、なんだか自分の高校時代を思い出したりもしましたが(※画像とは関係ありません)1話完結の読切なのもあり、読後は「読めてよかったな」「好きな話だな」「本当に好きだな」の嵐でした。最後に「書いてよかったな」としみじみ噛みしめまして、本当にありがとうございます。
【地獄くらやみ花もなき コミック版】
ヤングエース3月号(2/4発売)から連載開始になりました。
3月号には「第一怪 青坊主」の上篇・中篇が、巻頭カラーで掲載されています(なんと50ページ越え)
来月の4月号は、地獄堕とし…もとい解決篇になります。
■試し読み
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【pixivコミック】「地獄くらやみ花もなき」第二怪 鵺四篇-2が更新されました。#pixivコミック
鵺篇も、いよいよ佳境に。
土蔵と離れ、棘と皓…と、交互に推理が展開される場面ですが、コミック版では切り替えがよりあざやかに。鵺召喚の、大迫力な見開きページもぜひ。
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実は左上の、不意をつかれてとっさに無表情になった結果、逆に感情が表に出てしまった顔…が本当に好きなんですが、他にも、これまでは見せなかった表情を見せる回になりますので、よろしければぜひ。
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さらには、古典を遵守しながらも遊び心の加わった妖怪たちはもちろん、書籍まで忠実に再現してくださいまして。
皓が手にしているのが、国書刊行会刊の「画図百鬼夜行」です。鳥山石燕の画集を大判で…と言えば、やはりこちらの一冊。角川ソフィア文庫に復刻版がありますので、よろしければぜひ。
何度言えば気がすむのか…と自分でも思いますが、何度読み返しても感嘆してしまうので⬇️にも注目してみてください。
以下、完全な蛇足ですが、ふだん青児との身長差に慣れているだけに、同サイズの皓と鳥栖が並ぶと「あれ?どうして顔の横に顔が…」と脳が一瞬バグります。
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藤堂先生のマンガは”描き文字”の表現が卓越している事が特徴の1つですが、ポーランド語版でも再現頂いているのは勿論。
なんとご当地名物『長崎ちゃんぽん』に至るまで、注釈を入れてくださいまして、言語・文化の垣根を越えて楽しめるように…という翻訳者の方の配慮と情熱がありがたいばかりです。
藤堂先生が、初期キャララフを投稿してくださいまして…(本当にありがとうございます)
1つ1つの表情から、場面がありありと想像できるのがすごいですね。掲載原稿と比較しますと、仰る通りトーンなどに違いが…。
未読の方でも違いがわかるよう、来月号の3人をそっと(6月4日発売になります)
鵺屋敷──殺人事件の舞台となる獅堂家の邸宅が、圧巻の見開きでお目見えする回ですので、よろしければぜひ。
そして個人的に、皓の頭の上にのっている狸が、あまりにタヌっと可愛らしくて、何度も動画をリピートしてしまってすみません。
‣『鵺一篇-2』を読む
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