この系統、こないだあべりつこ作品で見かけましたけども、珍しい使われ方をしてましたね。対比のダブルヒロインものなんですが、ワイルドさが前面に出されており読んでいてなるほどーと感心させられました。
川島のりかず「母さんが抱いた生首」
表紙からの逆読み感、という謎ジャンルでは第一人者というべき(後続はいない)氏の傑作。本作はあくまでもスカムホラーとして傑作であって物語はかなり乱暴に組み立てられており、説明不足がとにかく凄まじい。理屈よりもパワーを重視した重ホラーと呼称したい。
回復した民子の父を見送るリナが自分の父を思って涙ぐむが、雨で相殺しようとするシーンが本当にいい。
全編通して泣くのをこらえるシーンが多い「リナ」だが、それを印象づけると本当に泣いてしまうシーンの強さが際立ってくる。
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タイトルのインパクトがぶっとい書体で主張を際立たせ、かつ右端の古印体がジャケット全体を支えているという奇跡のバランス。目眩を禁じ得ないグッドなデザインと言えよう(ややおおげさ)
旭修一作品は読みやすいし上手いのでふつうにオススメだ https://t.co/C9zj6CJrV1
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ファミコンは当然少女漫画とも邂逅を果たしており、上野すばる「アイドルしましょ!」併録の本作品でもその影響を確認できる。
ローティーン向けコミックはトレンドをテーマに扱う傾向が強いので、存在自体は納得だが絶対数は少ない。