ヒソラニ
ボロアパートの魔のもの。白いレインコートを着た小さい子供の姿をしていると同時に、建物でもある。日空日荘というアパートだが通称ヒカラビ荘。部屋数は無限であり中には普通に生活している住民に違和感を感じさせない能力。うぱこさんとお兄さんが住んでいるのもここ。寡黙な性格。
サジカル・ガルバンゾ
秘密結社ベヒーモスの司令部の責任者。医療用ひよこ豆という変な名前。自分の責任において犠牲になった部下の幽霊に取り憑かれている。カタカナ言葉を多く使いたがるのが少し恥ずかしい。堅物でクソ真面目だが部下の意味不明なドタバタをいいなぁと羨ましがるズレたところがある
ボルツ・ガードナー
秘密結社ベヒーモスの上級構成員。異なる種族のハーフのため耳が四つある。比較的珍しいことなので奇異の目で見られるが本人も気にしている。アイギストスを痛い目にあわせがちだが一目は置いている。アワ弁訛り。恋愛対象が多いタイプだが普通のイケメンや美女には興味がない。
リコリス・サングイン
狗神の神格と人間の間の子。クラーレット家に預けられ育った後、執事になった。コーペルの悪戯やうーぱー達のおやつつまみ食いなどに頭を悩ませている。服飾制作が趣味でありメイド達の服も作っている。自身は魔への理解が及ばず、それに振り回されがち。苦労人気質。
波羅蜜 リコ(はらみつ りこ)
人間に害を成す魔のもの退治を生業とする一族の末裔。一族の風習として魔のものの肉を食べ、意図的に魔を体質に取り込んでいる。黒烏に密かに恋愛感情を持っていたが本人も気がついていなかった。自由に使える金を多く持っており、黒烏の住むアパートを買い上げたりした
ゲゼルギウス・ヌル・バケスケバイン
愛護と怠惰を司る惡魔。種族はベテルギウス。言葉に魅了の魔力がある。ネヴァーモアをそそのかして悪事を働くのが好き。万物のありのままの姿を愛しているが、成長や変化を望まず、そのままの姿で美しく永劫に保管して置きたいという願望の持ち主。
フロル・クラーレット
フロックスの魔のもの。見た目通りのおおよそ非力。危険物に触れると花化させる能力を持つ。敵からは花にしか 見えない。健気でおとなしい印象だがその実、価値観は通常の人間とはかけ離れている部分がある。力がないことは自認しつつ汚れること身を犠牲にすることに躊躇はない
クリチデ
ゾンビが徘徊する街に住み病気の原因と治療法を調査・研究している『ペスト医師』。患者の治療を目標としているが研究の維持の障害になりそうな場合あっさり切り捨てる冷淡さを持っている。マスクを外した顔を人に見せることはない。感情の発露は極端に希薄だが無感動なわけではない。
ミナイ
強化クローン人間。ピャータと同じく元の人間との精神同調能力を持っている。肉弾戦が得意。複数の魔のものの遺伝子が組み込まれており見た目以上の筋力がある。とてもポジティブで落ち込むということを知らないがそれが現実感に欠ける面も。自信家だがパートナーのカネリアには一目置いている
リオクラ・サンクスギビング
ピャータとフロルの子供。オクラの魔のもの。一見おとなしく臆病に見えるが、家族を燃やして殺した魔女に復讐するために追ってきた。武器を持つと父親仕込みの戦闘能力を発揮する。大きなオクラの尻尾が生えている(食べられる)。ハイバルギーと主従の誓いを立てる。