※画像グロ注意※
ヘルボーイ(2019)、B.P.R.D.のGuy Davis先生やTyler Crook先生期っぽかったなあと思いました。現代+アポカリプスという設定の近い部分もそうですが、ミニョーラ先生やダンカン先生のアートよりも湿度と粘度が高めというかなんというか。
#ヘルボーイ
飲んだくれる原因は「ヘルボーイ・イン・メキシコ:酔生夢譚」で語られているが、1956シリーズでメキシコ出発前に一緒に過ごした愛犬を亡くし誰にもその悲しみを伝えらずに発たなければならなかったのが遠因だったとわかる。劇中で12才、まだ悲しみを処理できない少年の側面を描いていたのが良かった
1コマ目と4コマ目は同じカットを使いまわしを再現し
他のカットは代役なので、作り物質感の右手かつ、顔が映らないようにしているのがちゃんと描かれているこだわりよう。しかも全編モノクロ。
だが当時ヘルボーイは色々あって常に酒を飲んで酔っ払い、千鳥足状態。
撮影はうまくいかず、途中でクビに。ここまでの経緯は「Hellboy in Mexico」「Hellboy and the B.P.R.D.1956」などで少しずつ語られていた内容なのだが…
ヘルボーイコミック劇中の設定で1930年代に活躍したヴィジランテヒーロー「ロブスタージョンソン」。後に都市伝説化し、劇中のアメリカでコミックや映画のキャラクターにもなる。一方メキシコでは、それを元にした同名ルチャドール(覆面レスラー)ヒーローが映画で人気者に。
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