表紙でも主人公らの決めゴマでもなく、昭和初期の金融危機に対する人々の不安や反応を分かり易くひと言で表すなら「もうダメだよこの国!」しか無いなと思ったので、個人的に気に入ってるコマはこれだったりします。
(拙著『二・二六事件のことが昨日よりちょっとだけ分かるようになる本①』より)
『血染めの紋章』はちょうど磯村が免官されたあたりから話が始まるので、物語のほとんどを私服で過ごす磯部なんだけど、終盤心身共に軍服に身を包んで蹶起に挑む姿が凛々しく、そのギャップがたまらないのです(ベタ褒め)
あっ、たぬきの場合は磯i村と似て非なるものというイメージで描いてますねえ。たぬきの性格は村i中さんとは全然違うし、それが周りをちょこちょこしてると🦊も保護者な役割になってくるので、磯i村とはむしろ逆のキャラ付けしてます。