成立したボーナスはいったんストックし、放出抽選に当選したときに3分の1はBIGを放出。そして3分の2はレンキンチャンス(RC)に突入します。RCの継続ゲームは10Gで、この間に引いた小役でREG放出からBIG放出に変わるシステムです。
そして、変換契機になった小役の種類に応じて内部モードの高低が切り替えられます。初打ちは2003年2月6日。投資8000円からBIG17回にREG6回、RC6回で2279枚、33900円交換で+25900円です。そして2月10日がマンガ実戦。投資8000円からBIG19回にREG7回、RC17回で1547枚、25700円交換で+17700円でした。
1回の当選でRCを複数獲得するタイプではなく、高低のモードによりループ率が異なるアラジンAに似たシステムでした。とはいえ、それほど爆発力も高くなく4.5号機の限界を感じる台でした。レンキンはドット演出も地味で、続けて打つことはありませんでした。
旋風チャンス(KC)と呼ばれるATとST機を組み合わせた仕様です。ボーナス放出条件は純ハズレ時と小役7連時です。小役7連をサポートするのが旋風チャンスです。KCは10G継続で小役ナビをするのですが、途中でハズレを引いた場合は必ず1回はKCを放出するので、KC突入はボーナス放出確定となるのです。
初打ちは2003年2月24日。投資3000円からBIG12回にREG5回、KC11回で3856枚、64200円交換で+61200円と快勝です。そして2回目の3月10日がマンガ実戦です。投資は51000円。BIG8回にREG3回、KC9回で回収なしの完敗に終わります。その後も回収なしの2連敗。トータルでは-1800円とほぼチャラの戦績でした。
当時はTVCMも頻繁に流し、用心棒というタイトル以外には関係のなさそうな黒澤明監督の名前も使用していました。もともとパチンコメーカーのTVCMは許されていませんでしたが、90年代半ばに企業イメージ広告ならばOKと緩和され、スロバブル期には機種の宣伝も認められるようになるのです。
ATは3種類あり、それぞれスペックが異なります。ヘビATは10G継続で、10G間にリプレイを2回以上引けば継続確定。1回でも高確率で継続します。そして4回以上で上乗せ抽選され、6回で上乗せ確定です。テーブルには100連までありました。
ワニATは5、10、30回のナビ回数があり、初当たり時に最大10連まであります。ゴリATは最初に70回のナビを獲得し、上乗せ時には最大100回のナビを獲得できました。ATは当選時のモードで振り分けされるので、猛獣王のように自分で選ぶことはできません。
一番期待出玉の多いゴリATの選択率が一番低く、ヘビATが一番当たりやすくなっています。初打ちは2003年5月7日でマンガ実戦でした。投資4000円からBIG22回にREG8回、ヘビATが4セットで3177枚、57700円獲得で+53300円でした。