作中でキャラクターがきっちり歳を重ねていき、そして老いによりどんどん世界が閉じていく漫画ほんと好き。何食べもそうだし、二階堂ゴルフも26歳、35歳、48歳と歳を重ねるごとに追い詰められていく二階堂がいたたまれないけど読んでしまう。 https://t.co/U7bLziZl7n
梶原一騎や原田久仁信の虚実入り混じった漫画からしか得られない栄養素ってあるんだよな https://t.co/eHn6LxSier
もう一つのグラップリングの至高を極めてる漫画がタフなんだけど、猿先生は小林先生とは全く違う方向性ですごいんだよな。力のベクトルが手に取るように伝わる小林漫画と、ストライキングと同等の迫力とスピード感を生み出す猿漫画。
TOUGHの蛇舌拳、最初は口や顔面から拳が飛び出して来て訳わかんないんだけど、その後の攻防の中で蛇舌拳の正体が
『前後左右の激しい上半身の動きで幻惑しつつ、リーチの長いパンチで顔面から拳が放たれているように錯覚させる技』
だと絵だけで伝えてくるんだよね。凄いけどやっぱり訳わからんわ。
ヒストリエ12巻、あのアンティパトロスをして子の表情にならざるを得ない所業……哲学者アリストテレスあまりにもヤバ過ぎる。やっぱり人文系アカデミアの人間は碌なものじゃないね。