橘の櫻井さんへの視線には、同い年への単純なライバル意識・対抗心だけじゃなくて、櫻井桃華を自分が目指すべき一つの目標とする意識が含まれている。だからこそ櫻井さんを見つめてからの「おとぎ話のようにうまくいく保証は」の独白。橘目線では櫻井さんはすでに「お姫さま」になっている。
橘が典型だけど、第3芸能課のアイドル(少なくとも年長の子たち)は物語冒頭から何かになろうとしていて、その過程でロールモデルやライバルとなる人物が示されている(NGs、レイジーレイジー、しゅがみゆ。橘にとっては櫻井桃華も?)