一番最初のネームはこんな感じでした。3ページ目みたく、正しさ重視の世の中によって苦しんでそうな人の具体例を出していましたが、最終的には妻ちゃんのキャラ一人に集約させることにしました。ちなみにオッチャンは昔の人なのでネームは紙に描いてスマホで撮って送ります。ペン入れからがPCです。 
   It's the first nemu/name(easy draft). You can see it is very different from complete manga(as panel laiout and whole composition). Mangaka and editor changes panel layout and dialogue from the first nemu to make readres understand more easy. 
   杉村くん連載版1話(別バージョン) 先日のものとは別にもう1パターン第一話を描いていました。担当者に向けた「こういうのはどうですか?」的なものです。前回のより群像劇ぽくしたかったのです。 
   Sugimura-kun Sugimura-kun serialized version(another version) episode1
I drew another version of episode 1. I showed it to my editor to judge which is better.
The last version was mainly explanations, this version was mailny dialogue. 
   あとキャラクターの性格や設定そのものも複数の友達を合わせたり、高校以降や大人になってから知り合った人、それこそ担当編集者も少し足して作りました。3ページめの「越智くん」も元は以前に描いたキャラです。でも「杉村くん」ではもっと爆弾とか作りそうなイメージに変えました。 
   杉村くん連載版2話 
愚鈍な杉村くんでも、彼らの仲間に入るのは簡単でした。何かに優れてたりしなくてもよかったのです。なんならコミュ力すら必要ないです。何も喋んない人とかいました。それでも居場所ができるのです。今思えばそれは、社会的には弱者な人どうし寄り添っていたのかもしれません。 
   Sugimura-kun serialized version episode2
I remembered that feeling "Lonely" while drawing manga. I was isolated when I was very young child. The reason I draw manga might be I want to express the existence of myself to people. Drawing is like self counseling. 
   The way of making my nemu(rough draft) was this. I drew nemu and sent it to my editor, she checked and told me points I should modify with red letters, and i sent, she checked, I sent...(again and again) it took many months to fix. It is because nemu is most important for manga🤓 
   杉村くん連載版2話(別バージョン)
前回のは、頭に穴が開いてる的な表現が人によっては「ウッ😢」とくるんではないかというチェックもあったので、別バージョンも描いていました。あと自分的にやや暗くも感じて、こっちではおもしろタッチにしました。このバージョンのほうが自分は気に入ってます。 
   Sugimura-kun serialized version episode2(another version)
After I finished last version, some editor said some readers might feel they were denied by expression of hole on the head so I drew no-hole version too. Expression activity can't avoid to hurt someone. It's balance!♎️ 
   2話は、昔に描いた杉村くん1話のリメイクを基本にしました。一回描いちゃうと脳がその話で固定されて、それ以外の展開が思いつきづらくなってしまうので、意外とリメイクは自分にとって難しいです。でも描いたのが昔で内容を忘れてたので、まあまあいけました。 
   穴の表現をもっとマイルドにするために、いくつか案を提出しました。要は「出来が悪い」みたいなことなんですが、読者が「ウッ😢」とならないようにゆかい方面で考えました。3番目の謎の珍獣が結構かわいくてお気に入りで、もはやこういう珍獣の漫画を描きたくなります。