A-10先生の帰り路の魔女読んで、やっぱり作品を現実に描き出すって本当に素晴らしいなあと思った。自分の想像を目に見える形にすることって、自他問わず本当に素晴らしいおこないだと思った。想像するだけ、ツイートするだけではダメ。自分の作品をもっと観たくなったので、また絶対描きたいと思う。
赫のグリモアを読んでも、つくづくA-10先生はハードボイルド映画のような作品を創れる凄い作家だと思う。グロテスクな描写も不思議と不快さは無く、007の拷問シーンぐらいの感覚で観ることができる。それと細かい描写とデカい描写の緩急が素晴らしい。まさにアクション大作映画を観ているような感覚
キャラ描写としてはメインの杏子の懐の広さと泥くささの魅力が際立っていてA-10先生の嗜好がベストマッチだったなあと。あと個人的に好きだったのはほむらが所々で渋い表情でハードボイルドな役回りだったところ。でもクライマックスで糸が解けて少女になったのもとてもよかった。
「帰り路の魔女(全)」読了。同人二次創作の最高峰。これが同人?!と問いたくなる程の圧倒的な作画とストーリー。他方、同人だからこそというか、作者のやりたいことが自由かつダイレクトに表現されていると感じる。一大映画を観たような読後感。これを作者1人で作り上げたことに感服せざるを得ない。 https://t.co/2LEEl3UIJR