【読切・玉井さん、恋と友情】「女子BL」というアンソロジーに描いた短編です。『起きて最初にすることは』のラストにも繋がる玉井さん視点のお話。16P。『さよなら、おとこのこ』(全3巻発売中)にも収録されております。『さよなら、おとこのこ』も宜しくお願いします。(1/4)
【読切・玉井さん、恋と友情】(4/4)
Twitter公開のご許可をいただいたのでアップしました。『起きて最初にすることは』の本編とあわせてどうぞお楽しみください。また、引続きツリーにて『さよなら、おとこのこ』ってこんな話だよというダイジェストを投稿します。
【さよなら、おとこのこってこんな話①】
恋人同士である灰島かなでと桑田勇紀の「愛を探す物語」。ある日突然、子供の姿になってしまったかなで。その背景にはかなでの脚本家としてのコンプレックスと勇紀の持つ不思議な力が関係しています。勇紀もまた後ろ暗い思いを抱えて生きてきました。
【さよなら、おとこのこってこんな話②】
勇紀の弟・裕太が兄たちの暮らすアパートに転がり込んできます。裕太は兄がゲイであることを知りません。裕太も劇団員かつ脚本家として頑張る日々です。そして裕太こそが、かなでのコンプレックスの根源でもある才能の持ち主でした。
【さよなら、おとこのこってこんな話③】
奇しくも裕太が入団した劇団は以前かなでが在籍した場所。というか、かつてかなでが恋したスズメなる人物と共に立ち上げた劇団でした。色んな思惑もあり、かなでにとっては投げ出したい過去であり実際に逃げ出した過去でした。
【さよなら、おとこのこってこんな話④】
かなでの心・裕太知らず。ぐいぐいコンプレックスを抉ってきます。かなでの複雑な思いを知る勇紀はハラハラ。
【さよなら、おとこのこってこんな話⑤】
かなでの前に不思議な男の姿が見え始めます。それはかなでを悩ませる存在であり逃げ出したい心が見せる幻影でした。