キャサリンがその半生の中で期せずして関わることになった①人種隔離撤廃も②マーキュリー計画も現代におけるアメリカの神話の1つです。開拓史が終わり、南北戦争を経て2つの大戦を戦ったアメリカは、自分たちの国是を刷新する必要がありました。その時に新たに掲げられたのが上記2つです。
建国の理念にアメリカは自由と平等を謳い、開拓精神を称揚しました。それを人種に開かれた多様性と宇宙計画に置き換えることで価値観の刷新に成功したのです。この企画の打診を受けた時、子どもの頃から憧れであったアメリカを舞台に、この2つを描ける機会は他にない。そう思って飛びつきました。
そんなわけでして企画としては子ども向けですが、この作品にはマンガ家田中ほさなの夢と憧れが詰まっております。お手に取る機会のない方は電子書籍でも試し読みでも結構です。田中ほさなのマンガに興味がおありの方はぜひご一読くださいませ…!
(拡散希望)ポプラ社さまのご厚意を得て、今日から3日連続で新刊「キャサリン・ジョンソン」を1部試し読み公開いたします。12ページずつ、スレッドにまとめたものを順次公開させていただく予定です!よろしくお願いします。
~第1章「キャサリン、頭角を現す」~
(拡散希望)新刊「キャサリン・ジョンソン」1部試し読み、本日は第2回です。幼くして頭角をあらわしたキャサリンですが、愛する男性と結ばれ、家庭に入ります。しかし彼女の数学への情熱は止むことなく、やがて新たな道が開かれるのです。
~第2章「キャサリン、NACAに行く」~
(拡散希望)新刊「キャサリン・ジョンソン」1部試し読み、本日が3回目。最終回です。計算手としてNACAに雇われたキャサリンは、その才能でやがて人種/性別の壁を打ち破り、組織のトップに認められていくことになります。
~第3章「キャサリン、技師に認められる」~