この話だけでも……みてくださいよ、プラトンのこの、贅沢な肉体

お年寄りがいっぱい出てきていい話なんですけど、若い頃の佐野先生と進藤先生のエピソードがね……いいんですよ……この二人も！　お年寄りになる！！　ハッピー

顔は、顔は出てないけど

真景累ヶ淵の元ネタになった、死霊解脱物語聞書に出てきた、増上寺の祐天和尚が好きなので、それに傾倒した桂昌院が好きな感じに描いてもらえて嬉しい(伝言ゲームみたいな好きさ)

しいなたかしせんせーの『パンドラ』(神々が空から落っことしてきて人類を試すための人間態の女の子)……みたいな……かみながくんが二枚目やってて嬉しかった

赤塚不二夫先生の『怪僧ケツプーチン』もやばい。酒を飲みながら男のケツに醤油を垂らして舐めるのが好きな僧侶が出てくる。あと昔昔あるところにおじいさんとおじいさんがいた高信太郎『ホモ太郎』。幸せなワンシーンすぎる。

本物と偽物のすり替わりの話も好きなので2巻のこれとかひたすら必要な物だけ書いた感が強くてうまい あと10巻にすごい好きな話がやたら入ってるんですけど「焼跡　闇市　柳家竜蔵」凄いですよ、戦後闇市から生き残った噺家とヤクザの親友同士が最後東京を捨てて立ち去っていくという、もう何みたいな

勇気とか、責任感とか、そういうものが並ぶ中で出てくる「虚栄心」……それも動機づけとしては充分だな、カッコいいわやっぱ

みんなはやく６１巻まで追いついてください

私の大好きな『フランケン・ふらん』では、ちゃんとお弁当もたべられるようになった箱館ちゃんに出会えます

最強グローブヒロイン堀江罪子と張れるくらいの軍手姿ですね

あと10巻、関東大震災をやった「一年親子」前後編がもううめぇーーーって感じなんですよ。噺に絡めた謎解き要素もある、読むたびやめろぉーってなるし良い話すぎてひいひい言ってしまう 全11巻で6巻持っててぜんぶこんなおもろいならほんとに全部面白いんじゃないの……すきだ……新装版だして