や、どうも。姐さんに「けんかすんな」ってしかられたんだ。

や、どうも。 おじいちゃんたちが留守するときは、シッターさんにずっと居てもらうよ。 前もって俺たちを覚えてもらうんだけど、ねんのため、もうしおくりっていうのもかいてるみたい。 出かけるまぎわに急いでかくから、絵が乱暴だよ。 これは3年前のやつ。 俺の絵、ちょっとひどいと思わない？

や、どうも。姐さんは後頭部がかわいいよね。姐さんは俺はしっぽがかわいいって。

や、どうも。姐さんのつづきだよ。

や、どうも。俺に家猫の作法を教えてくれた姐さんのことを話すよ。

や、どうも。おじいちゃんと出会ってまもなくの頃のことをかくよ。

「王子」はキンモクセイみたいな匂いのする子だったって、おじいちゃんが。

や、どうも。人には親切にしなきゃだめだよ。

朝晩は冷えるんで、地回り猫のオサム（仮名）は最近夜はうちで寝ているよ。それなのに相変わらずぜんぜんまったくおじいちゃんに心を開かないよ。

や、どうも。 おじいちゃんはきのう眉間を蚊に刺されていたよ。

や、どうも。 きょうのもだいたい実話だよ。

おじいちゃんはにぎやかなのが好きなんだって。