決着のシーンでは一切の音がなくなり、主人公丘十郎が親友大作を討ち果たすのを最後に花火の景色は一切なくなる。親友を斬った血潮が溢れる描写を今まで描写してきた「打ち上げ花火」と見立てることで大作の刹那的な人生とその命の一瞬の輝きを表したこのシーン、手塚漫画の中でも神がかっていると思う
闇夜の中交わされる刀と刀の打ち合う間に走る火花と、真っ暗な空に打ち上がる花火との対比もまた秀逸で、合間に挟まれる音のないコマがまた悲壮感を醸し出している
手塚治虫新撰組の秀逸すぎる演出について語らせてほしい
いきなり最終回で申し訳ないんだけどこの花火が打ち上げる中での親友同士の斬り合いの演出と対比が本当に巧すぎるので…
手塚治虫先生による「鬼丸大将」にて主人公を導くイケメン兄貴分な将門公もいますので…! https://t.co/Xri368x3qI
【web再掲】多百アンソロジーより | ついり #pixiv https://t.co/gDRP52JbMh
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