「わたしは真悟」で、しずかという小さい女の子の隣に変な誰かが引っ越してくるという設定なんですが、結局、隣の部屋を覗きに行ったしずかに「ぐにゃぐにゃした、なんだかわかんないものがいた」と台詞を言わせています。本当はあそこでしっかり、人間と機械を取り持つ中間のものを描きたかった。
楳図かずおさんら参加の新潟佐渡市「銀河芸術祭」、補助金終了で資金難 継続へCF開始|新潟日報デジタルプラス https://t.co/QwbpO0GxgG
ショートカットで眼帯の子は、女の子の眼帯っておもしろいなっていうだけで。女の子が、学生服着て眼帯して歩いてたら、なんかいいじゃないですか(笑)
「イアラ」の中にも、旅行にきた、お金持ちの夫人にせまる男性が登場するけど、彼女は、本当は貧しく、自殺を考えている女性だ。男性からは、そう見えない。
自分がある事を思っていても、同時に相手にも内面があるのだから、その差が誤解となる。 #楳図かずお
どこかで想像の世界の破滅だったものが、想像ではなくて、もっと現実になってしまう。やはり未来は暗いのかもしれないと考え込んでしまう。そうしたことを現実として捉えだしたのが、「漂流教室」なんですね。すぐそこに破滅があるかもしれないという危機感がありましたよね。
#楳図かずお