「わたしは真悟」で、しずかという小さい女の子の隣に変な誰かが引っ越してくるという設定なんですが、結局、隣の部屋を覗きに行ったしずかに「ぐにゃぐにゃした、なんだかわかんないものがいた」と台詞を言わせています。本当はあそこでしっかり、人間と機械を取り持つ中間のものを描きたかった。
(関谷は)話を面白くするためにおられる方なので、悲壮感とかリアリティはない。それは「わたしは真悟」のロビンもそうです。あれもお話を盛り上げるためにいる人なので、悪い人だけど徹底的に悪いかといったら、「あ、こんなところでこんなことするか」という、そういう面白さを狙ったキャラクター。
うちの母はドラマチックじゃないから...ボクが描く母は似ていないですよね...。一番似ているのは「800回目のお彼岸」に出てくるお母さん。あのお話で先祖とやりとりしている姿、あれが真実(笑)
#楳図かずお
世の中では「寿命がのびた」と言うけれど、じつはそうじゃないんじゃないかな、という直感で「Rojin」(1985年)という漫画を描いて、その流れで「14歳」を描いたんです。
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