父王、ハーキーンに継がせないあたり立派な為政者なんだけど、最期に息子の許しを請わずにはいられないあたりはどうしても人の親なのよね。
絶対にこのタイミングで言うべきじゃないと分かる人だろうに、王にしてやれなかったことがどうしても後ろめたくて、どうしても許されたかったんだろうな。
マジでこのシーン「あ、ここから倒せる確信があるんだこの人…」ってなったからね。これ以降、兎の中では笑う女豹と同じ箱ですよこの人。
本性を押し殺して王たる振る舞いを心掛けて来たハーキーンなら、そのまま王になれば立派な王になれたのでは?については、もう大臣が答えを言っちゃってるんだよな。
王になるならないとは関係なしにそうであれる人間こそが王に相応しいのよ。