ミュートス編もヨミ編も、島村さんは最期、単身で敵の基地ーそれも機械の中、に乗り込んでめちゃめちゃに壊す仕事を任されるんだよね。
機械の中、それは擬似的に島村さん自身の内面でもあるし、それを自ら破壊し終わらせるって構図はなにか完結編に繋がる009の縮図なのかもしれない。
BG内での00NO'sの知名度に調味があったりなかったり、そんな話を書こうとしたこともあったり。
「有名な裏切り者の試作品」として末端の戦闘員すら知っててもいいし、BG唯一の汚点が漏れないよう古株の高官しか知らない極秘ファイルに封印されててもいいよね。
このね、島村さんがなんだか知らずに接してる人達を見てるのもおもしろいし
島村さんをなんだか知った人達を見るのも面白いんだよね…
この横に長い4コマ、これが「誕生編」
BGによってのみ明かされた主人公の名前、「キミは完璧だ、009」
1コマ目から存在が窺える「キミの仲間たち」
運命の戦士の対面にはもはや台詞もない。
と、次の瞬間「手を挙げてもらいましょうか皆さん」
次章、そして009の全てである「叛乱」の始まりー