赤塚先生と石ノ森先生。
水野英子先生のトキワ荘物語が読みたくてコムを買ってしまって以降、それまで敷居が高かったコムを買う行為が当たり前になってしまった…
【021】
『大崩壊マージャン』
青年、一条雀司(いちじょう・じゃんじ)は事故の後遺症に苦しむ妹、一条東風(いちじょう・こち)の入院代を稼ぐために流浪の雀打ちとして千葉県中の雀荘を彷徨っていた。そこへ、埼玉から来た槙峰と名乗る男が、妹の事故の真相を知っていると言う…
ミュートス編もヨミ編も、島村さんは最期、単身で敵の基地ーそれも機械の中、に乗り込んでめちゃめちゃに壊す仕事を任されるんだよね。
機械の中、それは擬似的に島村さん自身の内面でもあるし、それを自ら破壊し終わらせるって構図はなにか完結編に繋がる009の縮図なのかもしれない。
こことか巧すぎる。
理不尽な状況と現状、そこからの場面展開に使われる白い大ゴマ、なおもスピードには拍車が掛かり、しかしトッと振り返り場面を止め、だが次の瞬間にもスリル、さらに加速するスピードは最後、真っ白な大ゴマで静止する、と。
【020】
『子守り屋リュウ』
リュウ・ラッキは母艦が不在の宇宙港を守る子守り屋である。 しかし、彼は深刻な巻き込まれ体質だった。彼には宇宙の全てを巻き込む因子があるのだ。彼の災難は深刻な宇宙戦争に繋がっていく。 はたして、彼の全てを繋げる能力は二つの星団を平和で繋ぐことができるか?