学校帰りエロ本を立ち読む勇気もなく、さびれた古本屋で参考書に交ぜて官能小説を買っていく僕に話しかけてくる古本屋店員のあきつ丸概念。「勉強熱心でありますな、少年」それに対して何も言えず赤面して代金を支払うと、釣銭を渡すときにそっと手を握られ、呟かれる。そして閉店した本屋の隅でー
いつも会社で気さくに話しかけてくれる面倒見のいいあきつ丸先輩概念。そんな先輩が既婚者の上司とホテル街に消えるのを見た。まさかと思いつつも、危険な好奇心に負けて僕はあきつ丸先輩に電話をかけた。まさか出るはずがないと思っていたのに「どうしたでありますか?」と応えるあきつ丸先輩だがー