◇REDな◇P30-31
かくしてニンジャスレイヤーと出会ったタカギ・ガンドーは、秘密結社ザイバツ・シャドーギルドとの戦いに巻き込まれることとなる。その中で、ガンドーは徐々に理解し始めた。ニンジャの恐ろしさを。そして、全ニンジャを殺さんとするこの男の無謀を。
#ニンジャスレイヤー
◇REDな◇P26-27
推理は再び暗礁に乗り上げる。そこへ電子音。ネオサイタマから定期的に振り込まれる、サムライ探偵サイゴの印税だ。ネオサイタマ式契約により、印税振込額は年々少なくなっているが、それでも報酬見返りの少ない下層の仕事を受け続けるには十分な金額だった。
#ニンジャスレイヤー
◇REDな◇P22-23
直感に過ぎねえが……この事件の裏には、とてつもない闇が隠されている気がするぜ……ブッダ、俺はそこにライトを当てられるのか?
#ニンジャスレイヤー
◇REDな◇P20-21
本当にソイチがシキベを殺したのか?何かが引っかかり続ける。タカギ・ガンドーは、謎の依頼人の正体をコケシ・サイコウだったのではないかと推理する。では、彼がシキベを殺したのか?いや、それならばガンドー自身も消されているはずなのだ。
#ニンジャスレイヤー
◇REDな◇P18-19
怪盗スズキ・キヨシの3人組はいずれも、カチグミ企業各社の次男坊や御曹司。うち2人は多額の保釈金によって釈放されたが、主犯格であるコケシ・ソイチの父、コケシ・サイコウの判断は違った。
#ニンジャスレイヤー
◇REDな◇P16-17
IRCの中のシキベ・タカコは22歳のまま。深い皺が刻まれたガンドーは、再びあの事件と向かい合う。屋上に残されていたのは、ソイチの拳銃。弾丸はシキベの銃創と一致。ガイオン市警はスズキ・キヨシことコケシ・ソイチの銃弾が流れ弾になったと推測した。
#ニンジャスレイヤー
◇REDな◇P14-15
あの夜から数年。タカギ・ガンドーは未だ私立探偵を続けていた。市街にはネコネコカワイイの最新曲が流れ、上層の雨水や汚水がアンダーガイオンを濡らす。
#ニンジャスレイヤー
◇REDな◇P12-13
「ガンドー探偵事務所は今日から営業開始だ。一緒に捜査に行こうぜ、シキベ=サン」
#ニンジャスレイヤー
REDな◇P8-9
ガンドーはシキベのUNIXを調べ、隠しフォルダを見つける。そこには数年単位で書き溜めてきたと思しき膨大なIRC日記と、小説「サムライ探偵サイゴ」の原稿が置かれていた。「……オイオイオイ、俺はなんて馬鹿なんだよ……」
#ニンジャスレイヤー
◇REDな◇P6-7
事件解決より、いくらか経ったある日。再び廃人めいた生活を送っていたガンドーのもとへ、ネオサイタマの出版社より、一本の電話が。おお……ナムアミダブツ!シキベ・タカコが遺した原稿とは一体!?
#ニンジャスレイヤー
◇REDな◇P4-5
「どうやったらシキベ=サンは生き返るんだよ!?」「……復元技術は、未だ実用化されていません。遠い昔、富豪たちが死体を冷凍保存して将来の復活に備えました。それに近いものということです……」
#ニンジャスレイヤー
◇REDな◇P1-3
「これがシキベ・タカコ=サンです。具体的には彼女の記憶のコピーです」「体は?」「生命活動を停止しました」
#ニンジャスレイヤー