(漂流教室について)
これは「親離れ子離れ」の物語なんです。冒頭の朝、親子げんかで翔が「もう二度と帰ってこないから!!」と捨て台詞を吐き、お母さんも「もう二度と帰ってきてほしくないわ!!」と言い返す。あれが結末を予告しています。最初から決めていたことでした。
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ショートカットで眼帯の子は、女の子の眼帯っておもしろいなっていうだけで。女の子が、学生服着て眼帯して歩いてたら、なんかいいじゃないですか(笑)
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(月刊平凡の)「高校生記者シリーズ」では様々な恐怖の形を実験できました。特に気に入っているのが「奪われた心臓」です。手術シーンの怖さは、後に描く「洗礼」にもつながっています。このシリーズは「恐怖」というタイトルでコミックス化されました。
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振り返ってみると、『漂流教室』とか『14歳』といった作品は、現在の世界を予見させるようなモノだったように思います。
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世の中では「寿命がのびた」と言うけれど、じつはそうじゃないんじゃないかな、という直感で「Rojin」(1985年)という漫画を描いて、その流れで「14歳」を描いたんです。
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