振り返ってみると、『漂流教室』とか『14歳』といった作品は、現在の世界を予見させるようなモノだったように思います。
#楳図かずお
「洗礼」をかきはじめたのは、「猫目小僧」のときに一つ残していたテーマがあって、いつかこれを絶対かきたいとおもっていたからそれをかいた。脳味噌を入れ替えて、そこから先、人格が変わっていって、しかも顔つきまで変わっていくというところをかき切れていなかったから。
#楳図かずお
振り返ってみると、『漂流教室』とか『14歳』といった作品は、現在の世界を予見させるようなモノだったように思います。
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(漂流教室について)
これは「親離れ子離れ」の物語なんです。冒頭の朝、親子げんかで翔が「もう二度と帰ってこないから!!」と捨て台詞を吐き、お母さんも「もう二度と帰ってきてほしくないわ!!」と言い返す。あれが結末を予告しています。最初から決めていたことでした。
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